形原城は海岸に突き出た丘陸の上にあり三河湾を一望できる要害の地に築かれた城です
形原松平氏は始め今川氏に属していたが、後に徳川氏に従い各地を転戦し家信の時天正18年(1590年)から上総国五井5000石を領し、慶長6年(1601年)には形原に移り、元和4年(1618年)には安房1万石となった
元和5年(1619年)に摂津国高槻藩主として転封され廃城となった
- こぼれ話(お妙塚)
- 5代形原城主松平家忠公の長子に幼名又七郎(後の6代家信)は英明であったが短気でわがままで家臣の嫌われものであった
- これを心配していたのが乳母のお妙であった
- 天正9年(1581年)北条方の間者明鳥佐馬之助に13才の又三郎が暗殺されようとしたとき乳母のお妙が身をもって若き主君の一命を救った
- お妙のなきがらは当城が続くかぎり守護神にと城内ゆかりの場所に手厚く葬られ墓標がわりに桜が植えられこの桜を「お妙桜」とよばれるようになった
- 考察・感想
- 西浦温泉は良く聞く名前だったが駅は小さく予想外であった
- 最初城の名前で形原駅で降りて色々探したが見つからなかった
- ニの丸から海の眺めは綺麗であった
- 駐車場
- 無
- 目標物
- 古城稲荷神社
- アクセス
- 名鉄蒲郡線の西浦駅を降ります
- 駅を降りそのまま真っ直ぐ進み前方に海が見え左側に駄菓子の角を左折します
- そのまま進むと右手に小丘が見えますのでそこが形原城です(反対方向からなら小さい案内看板があります)
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