堀尾氏は尾張屈指の名族で、ここが邸宅跡である
堀尾氏の中で一番有名なのは吉晴で、天文12年(1543年)この宅跡に生まれ、木下藤吉郎に仕え16歳で初陣を飾った
その後戦功を重ね天正18年浜松12万石に封ぜられ、秀吉死後は家康に味方し関が原の戦い後は出雲・隠岐23万5千石の大名となって松江城を築いた
裁断橋で有名な堀尾金助も堀尾氏の一族である
- 考察・感想
- 八剣社に堀尾邸跡があり、その隣には整備された公園があります
- ここは城址ではないですが堀尾氏の宅跡ということで城址に入れてしまいました
- こぼれ話(裁断橋)
- 天正18年(1590年)18歳の金助が小田原役に参戦する佐和山城主堀尾吉晴の軍に合流しようと病床の父に代わり出陣した
- 熱田の裁断橋まで送ってきた母と別れ、小田原で吉晴の軍に加わり山中城攻め参陣したが、陣中で没した
- 母はわが子の若武者姿を忘れることができず嘆き悲しみ日夜念仏誦経したが、せめて金助のためと世の人々の助けともなればと最後に見た裁断橋を架け替えは氏の擬宝珠に悲観を刻んだ
- 銘文のうち仮名書きの文は日本女性の三大名文といわれている
- 駐車場
- 無料駐車場約20台
- アクセス
- 国道41号を犬山から小牧方面に進みます
- 大口町に入り交差点「新宮2」を右折しそのまましばらく進み橋を渡ると直ぐ左折し、また同じ川を渡ったら直ぐに右折しすると公園の駐車場があります
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