転  害  門


【転害門】

転害門。東大寺の西大垣の北寄りに佐保路に面して開かれた門で佐保路門とも景清門とも呼ばれる
平家の遺臣悪七兵衛景清が源頼朝を襲撃しようとしたことを描いた謡曲「大仏供養」にもこの門が出てくる
景清が京都清水寺に参拝している時、頼朝が東大寺大仏供養に参列することを聞きひそかに奈良に来て白張浄衣の姿に身をやつして転害門に隠れていたが頼朝の臣に見破られたため若武者たちを切り払って立ち退いたという話がある
住所:奈良市手貝町51
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