鎌刃城は標高384m、比高254mの山に築かれた城です
鎌倉時代に箕浦庄の地頭であった土肥氏の居城で軍事目的のために築かれてたと言われている
文明4年(1472年)坂田郡の今井秀遠が堀次郎左衛門の篭るこの鎌刃城を攻めたのが文献の最古の記録と言われている
元亀元年(1570年)堀氏は同属の樋口氏と織田信長に降ると、翌年浅井長政に攻められたが、横山城の木下藤吉郎が応援に駆け付け撃退した
天正2年(1574年)堀氏は改易となり城は廃城となった
- 考察・感想
- この城に行くには天神道ルートと滝谷林道ルートがあります。当方は滝谷林道しか通りませんでしたが、ここに行く時は車高の高い車がお勧めです
- 落石が多くあり、未舗装の道を進む事になります。最終的には登城口まで車で行け駐車スペースもありましが、途中無理と思ったらスペースのある所で駐車しましょう
- この城は名前の通り細長く鎌の刃のように尾根を通り、7重もの堀切を渡り主郭に到着します。よそ見しながら歩くと危険です
- 遺構は段々となった郭、大石垣、大堀切等があり見所一杯です
- 駐車場
- 駐車スペース有
- 目標物
- 彦根42ガード、青龍滝
- アクセス
- 名神高速「米原IC」を降り国道21号を西に進み、1本目の交差点「樋口西」を左折します
- 道なりに1kmほど進むと右側に「中山道 番場宿」の石碑があるのでそこを左折し、そのまま高速道に平行して走り消火栓のある所を左折し、高速のガードをくぐります
- そのまま道なりに進み、青龍滝を過ぎ、小さい橋を渡ると右側に駐車スペースがあり、左側が登城口です。ただし、道は狭く運転に自信のない人は途中の駐車スペースのある所で車を置き歩きましょう
|