一   宮   城   


【本 丸】
別  名
所在地徳島県徳山市一宮町
築城年月暦応元年(1338年)
築城者小笠原長宗
主要城主小笠原氏
城郭様式山城
遺  構水堀・土塁・城址碑
一宮城は標高144mの山に築かれた城です

南北朝時代は南朝に味方していた山岳武士の拠点で小笠原氏(一宮氏)が長年居城としていたが、成助が城主の頃長宗我部元親に奪われ、北城には江村親俊、谷忠澄に守らせた

天正13年(1585年)6月羽柴秀吉の四国征伐で羽柴秀長の攻撃を受け、よく守ったが7月に降伏し城を明け渡した

その後蜂須賀家政が居城したが、徳島城を築き移ったため益田長行に守備させた

元和元年(1615年)の一国一城令により廃城となった

考察・感想
阿波9城のうちの一つです
本丸まではしっかりした道が整備されていますが、水手丸には途中茂みが多く郭には入れませんでした
登城道はありますので、1周ぐるりと回って降りてきました
駐車場
目標物
一宮神社
アクセス
JR高徳線「徳島駅」を下車し、徳山バス4番神山線に乗り、一の宮札所前で下車します
バス停がある一宮神社脇から登城口があります
入口にある城址碑です 倉庫跡です。この城に2箇所あり穀類や戦闘道具を保管していた

堀切です 門跡です

才蔵丸です 明神丸です

本丸です 本丸石垣です

釜床跡です。城の炊事場跡です 投石用の石です

空堀です 竪堀です

貯水池跡です。下手には土手が築かれていた 陰滝です。砕石場跡とも言われています

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