久   能   山   城   


【拝 殿】
別  名久能寺城
所在地静岡市根古屋
築城年月建武3年
築城者入江駿河守
主要城主武田氏
城郭様式山城
遺  構曲輪・井戸・墓
久能山城は標高219m、比高150mの久能山に築かれた城です

南北朝時代、入江駿河守は南朝に属し久能山寺院を城郭にし、駿河に侵攻しようとする今川氏と対抗したが、文和2年には今川範氏の配下となった

永禄11年武田軍と今川軍が対戦し、今川が敗走となったため武田信玄によって築城された

天正10年2月27日徳川軍に包囲され、城番今福丹波守は城を明渡し以後徳川の城となった

徳川家康死後は遺言に従い久能山城は廃止し、山頂の愛宕曲輪に葬り東照宮が創建された

徳川家康は大御所として駿府に在城当時「久能山城は駿府城の本丸と思う」と久能山の重要性と説いたといわれている

考察・感想
全国東照宮の根本印大社となっており、山頂には立派な拝殿・本殿が建っています
結構急な階段を登る事となりますが、足腰に自信の無い方はロープウェイもあります
下から山を見ると山頂付近に石垣が見え、あそこまで登るのかと思ってしまいます
駐車場
麓の有料駐車場を利用
目標物 
久能山東照宮
アクセス
JR東海道線「静岡駅」下車、4番バス乗り場の久能山下行きで終点「久能山下」で下車
後は人の流れの通り山に向えば到着します
一の門です 門衛所です。江戸時代久能山を門を守る与力がいた番所です

勘助井戸です。深さ33mで山本勘助が掘ったを言われている 楼門です。勅額御門ともいい元和3年の建造

五重塔跡です。家光の建立で高さ30mあったが明治6年の神仏分離で取り払われた 家康の墓です

本殿です 全景です

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