大    森    城    


【城址碑】
別  名
所在地岐阜県可児市大森
築城年月弘治年間(1555〜1558年)
築城者奥村又八郎
主要城主奥村氏
城郭様式平山城
遺  構曲輪・土塁・堀
大森城は標高50mの山頂にある城です

大森地方に勢力があった奥村氏が居城しており、金山城主森長可に従っていた

本能寺の変が起こり森欄丸ら兄弟が討ち死にすると、いままで森氏に屈服させられていた東濃・中濃の諸将は一斉に反長可の狼煙を挙げた

長可は直ちに敵対諸将の各個討伐を始め、肥田玄間の米田城、奥村又八郎の大森城、長谷川五郎右衛門の上恵土城、長谷川彦右衛門の金屋城を攻めた

大森城は長可の家臣林長兵衛・各務勘解由の兵300の攻撃を受け包囲され、周辺の城は地所の防衛に手一杯で援軍の望みもなかった

又八郎は部下を励まし奮戦したが城兵が次々討たれ、最後は城に火を放ち雑兵に紛れ脱出し越前に逃れ後前田家に仕えた

以後大森城は廃城となった

考察・感想
大森神社入口右側に城址碑が建っており、神社の階段を登っていくと正面に縄張図が入った案内看板があった
この看板の縄張図が良く分からなかった。地形との関連が何か違うような??
山頂に行く道が分からずうろうろしていたが左側に道らしきものがあり、ここを通るといろいろな遺構が見えてくる
駐車場
無料駐車場約20台
目標物
大森神社
アクセス
国道21号を美濃加茂市から御嵩方面に進みます
可児市に入り左前方メガマートのある交差点を右折し可児金山線に入ります
名鉄の踏み切りを渡りそのまま進と「左大森」の標識がありますので、そこを左折します
最初の信号のある交差点を右折し、家が出てきた所を左折すると右側に鳥居があり、ここに車を置き正面の神社が城址です
本丸です 本丸から見た二の丸です

空堀です 空堀です

土塁です 縄張図です

ホーム   バック