増    島    城    


【天守台】
別  名
所在地岐阜県飛騨市古川町殿
築城年月天正15年(1587年)
築城者金森長近
主要城主金森氏
城郭様式平城
遺  構天守台・堀・城門
増島城は山国飛騨には珍しい平城です

羽柴秀吉の命によって飛騨一国を平定した金森長近は養子可重(ありしげ)に南吉城1万石を与え増島城を築き城主となって桜洞城から移った

長近が没すると可重が2代目高山城主となり移りこの増島城には可重の長男重近が入った

可重の死後三代高山城となったのは重近ではなく将軍徳川秀忠の命令により四男重頼となったため重近は入道し京都に去り宗和派の祖となった

増島城は重頼の命令により家臣が守るようになり元和元年(1615年)の一国一城令で増島城の名前を捨て古川旅館と改称し家臣を留守居とした

元禄五年(1692年)金森氏が出羽国上山に国替えされ元禄8年(1695年)加賀藩が幕命を受けて破却した

考察・感想
ここだけ周りから時代が遡ったような感じを受けます
天守台や一部堀まで残っています
近かくには増島城の移築城門がありますのでセットで見られるのがいいですよ
駐車場
専用駐車場無(川沿いに退避所有)
目標物
古川小学校
アクセス
国道41号を高山から神岡方面に進み国府町を過ぎてから宮川を渡ります
次に宮川の支流荒城川を渡ると川沿いにあります
天守台の櫓跡にある増島天満神社です。ここから天守台に行きます 堀です

城址碑です 天守台です

円光寺です。増島城の城門をが移築されています 林昌寺です。金森家の菩提寺で増島城の城門が移築されています

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