◆ 三方原の戦い(静岡県浜松市)


【戦場碑】

「戦場碑」
徳川家康の生涯ただ1度の完敗といわれる三方原の戦いはこの地で行われた
元亀3年(1572年)10月3日信玄は大軍を率い甲府を発し二俣城をはじめ諸城を攻略し12月22日信玄は家康の居城浜松城を攻めず三方原に向かって行軍した
宿将らは追尾して出馬する不利を説いたが家康は出馬を決意し午後4時頃戦闘が開始された
待ち構えた信玄に家康は完敗で命からがら浜松城に逃げ帰った。余りの恐怖に馬上で糞を垂れたと言われている
城内に入ると敗兵を収容するため城門を開き、松明を焚き、櫓では酒井忠次が太鼓を打ち鳴らしていた
武田軍は城門近くまで追尾してきたが、この城の状態を不信の思い引き上げて犀ヶ崖に夜営した。家康最大のピンチはこの奇策により乗り切ることができた

ホーム バック