菩提山城は標高402m、比高300mの山頂に築かれた城です
戦国乱世の頃、岩手弾正左衛門頼重はこの菩提山に本拠地を置き勢力を張っていたが、永禄元年(1558年)揖斐郡大野町にいた竹中遠江守重元が岩手弾正を攻略した
重元は菩提山城の築城に着手したが翌年病死し、16歳の重冶が後を継いだ
この重冶が永禄7年(1565年)に僅か16名で岐阜城を攻略した戦国時代の軍師で名高い竹中半兵衛重冶である
重冶は織田信長、豊臣秀吉に仕え重用されたが天正7年(1579年)播磨三木城の陣中で病死した
重冶死後城は従兄弟竹中重利を城代とし、重冶の遺児重門は秀吉のもとで養育され、天正16年(1588年)岩手に帰城すると麓に岩手城(竹中陣屋)を築き菩提山城は詰城とした
- 考察・感想
- ここは割と遺構が分かりやすいというか保存状態がよいと思われる
- 本丸と二の丸の間には小さな島のような感じの所がある
- 本丸を守るための施設なのか?天才軍師半兵衛の趣味の庭園だったのか?よく分かりません
- 駐車場
- 駐車スペース有(約5台)
- 目標物
- 白山神社・菩提寺
- アクセス
- 国道21号を岐阜から関が原方面に進みます
- 大垣市に入り「河間」の交差点を右折し「池尻町」の交差点を左折し関が原バイパスに入ります
- そのまま進み右側に竹中半兵衛案内塔があるので、その交差点を右折し、しばらく進むと右側にJAのある所を左折し、踏み切りを越えると道が二手に分かれるので右側に行くと左側に白山神社がありここに駐車します
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