野 田 山 墓 地
野田山墓地は寺町台地から続く丘陸地にある
野田山の頂上付近に柵に囲まれた墓所がある。ここが前田家の墓所である
藩祖前田利家の兄利久を最初に埋葬したのを始めに、以来歴代の藩主・夫人がここに眠っている
墓石ではなく巨大な古墳のような墓である
藩祖利家公の墓。加賀百万石前田家の藩祖利家の墓である。天文７年尾張荒子城主前田利春公の第４男として生まれた。「槍の叉左」と異名をとるほどの槍の名手であった 藩祖利家公夫人の墓。芳春院。名は松または昌。天文１６年尾張国海東郡沖の島に産まれ天文１９年利家公の邸に入り、後利家公の正室となった
第２代藩主利長公の墓。利家公の嫡男として永禄５年尾張国荒子に生まれる 第２代藩主利長公夫人の墓。玉泉院。名は永。天正２年織田信長の４女として生まれる。天正９年越前府中に入興した
前田利久公の墓。尾張国荒子城主前田利春公の嫡男として生まれた。永禄３年父の跡を継いで荒子城主となったが永禄１２年織田信長の命によって弟利家公に家督を譲った
金沢城址メイン
